考え方の身につけ方について悩んだりすることって、多くの人があると思います。
ぼく自身も、20代前半の時にけっこう悩んでいましたね。
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読んでみたときには、分人に対して考えられたり、参考になったりしたので、考え方を身につけることへの悩みを解消していくにはとても役にたつおすすめ本ですよ。
今回は、「【書評・要約】私とは何か――「個人」から「分人」へ:考え方を学ぶのに役立つおすすめ本の3つの学びと変化:分人で良い」と題しまして、「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読んで学んだポイントや変わった点をご紹介していきます。
それではさっそくみていきましょう!
Contents
私とは何か――「個人」から「分人」への書評
それではここから、「私とは何か――「個人」から「分人」へ」の書評についてまとめていきます。
一言でいうと、「私とは何か――「個人」から「分人」へ」は、色んな自分を見つけることができるおすすめ本です。
ちなみに、考え方がテーマでおすすめ本をもっと知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
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私とは何か――「個人」から「分人」への概要
以下で改めて「私とは何か――「個人」から「分人」へ」の概要についてご紹介してまいります。
書籍名 | 私とは何か――「個人」から「分人」へ |
---|---|
著者 | 平野 啓一郎 |
出版社 | 講談社 |
発売日 | 2012年09月14日 |
あらゆる側面での自分を受け入れることを勧めてくれる書籍ですね。
私とは何か――「個人」から「分人」への目次を紹介
それでは、「私とは何か――「個人」から「分人」へ」の目次を以下で紹介していきます。
私とは何か――「個人」から「分人」へ:目次
第1章 「本当の自分」はどこにあるか
第2章 分人とは何か
第3章 自分と他者を見つめ直す
第4章 愛すること・死ぬこと
第5章 分断を超えて
ページ数だと、およそ200ページありますよ。
私とは何か――「個人」から「分人」への要約
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を要約すると、以下です。
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」の要約ポイント
- 人間は複数の分人を持っている
- 本当の自分などいない
- さまざまな自分の存在を認めること
一貫性に対する悩みの解消につながる、参考になるおすすめ本ですよ。
私とは何か――「個人」から「分人」へから得られる3つの学びポイント
ここからは、「私とは何か――「個人」から「分人」へ」から得られる3つの学びポイントをご紹介します。
3つの学びポイントは以下ですね。
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」から得られる3つの学びのポイント
- 個人の中に矛盾を抱えても良い
- 一貫性のある人間はいない
- 人の個性は他者との関係性でしか生まれない
以下で1つずつ解説していきます。
私とは何か――「個人」から「分人」への学びポイント①:個人の中に矛盾を抱えても良い
1つ目は「個人の中に矛盾を抱えても良い」です。
なぜなら、複数の自分が自分の中には存在しているから
例えば、日本にいるときと海外にいる時と性格が違ったり、対面でのコミュニケーションとテキストでのコミュニケーションと、キャラクターはことなったりします。
こういうことは往々にしてあるということです。
なので、個人の中に矛盾を抱えても良い
私とは何か――「個人」から「分人」への学びポイント②:一貫性のある人間はいない
2つ目は「一貫性のある人間はいない」です。
なぜなら、常に周囲も変化しますし、その言動は一貫性を保てなくなる時もたくさんあります。
例えば、朝令暮改という言葉がそれに当たりますよね。
分人主義にたつと、異なった意見をもつ分人が現れ、その意見の方が正当かもしれませんよね。
なので、一貫性を人にも自分にも求めなくても良いのだと思います。
私とは何か――「個人」から「分人」への学びポイント③:人の個性は他者との関係性でしか生まれない。
3つ目は「人の個性は他者との関係性でしか生まれない。」です。
なぜなら、個性の発揮は相手の認識によって明確になるからですね。
例えば、Aさんの強みとBさんの強みは異なるかもしれません。
この2人が違うことで、お互いの個性が際立つわけです。
なので、人の個性は他者との関係性でしか生まれないんでしょうね。
私とは何か――「個人」から「分人」へで変わったポイント
最後に、「私とは何か――「個人」から「分人」へ」で変わったポイントをご紹介しておきます。
変わったポイントを先に書くと、以下ですね。
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」で変わったポイント
- 労働者と事業家と、2つ以上の視点と考え方を持つようになった
こちらについて解説していきます。
以前のぼくは一貫性を持とうとした
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読む前までのぼくは、一貫性を持とうとしていました。
ほんと、一貫性が大事だと思っていました。
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読んで労働者と事業家と、2つ以上の視点と考え方を持つようになった
そんなぼくが、「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読んで労働者と事業家と、2つ以上の視点と考え方を持つように変わりましたね。
2つの視点で物事を考えるので、やっぱり自分でも矛盾しますね。
次に読んで欲しいおすすめ本:副業・思考・営業
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」の次に読んで欲しい本もご紹介していきます。
もし、さらに自己分析したいのであれば、「自己啓発」や「哲学」などもおすすめですね。
他には、「脳科学」などが学べる本などもぜひおすすめですので、よければそちらも読んでみてください。
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私とは何か――「個人」から「分人」への書評のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでのポイントをまとめてご紹介しておきます。
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」の書評まとめ
- 人間は複数の分人を持っている
- 本当の自分などいない
- さまざまな自分の存在を認めること
「私とは何か――「個人」から「分人」へ」を読んだ学びや気づき、感想
- 個人の中に矛盾を抱えても良い
- 一貫性のある人間はいない
- 人の個性は他者との関係性でしか生まれない
今回は、「【書評・要約】私とは何か――「個人」から「分人」へ:考え方を学ぶのに役立つおすすめ本の3つの学びと変化:分人で良い」と題してご紹介してまいりました。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。
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