これからの生き方や考え方について悩んだりすることって、多くの人があると思います。
ぼく自身も、「生き方の考え方」ということに20代中盤はけっこう悩んでいましたね。
色んなことが上手くいかず、このままで良いのかな?って思う時期でしたが、そういう時期を経験する人はぼくだけではないと思います。
「嫌われる勇気」を読んでみたときには、主体的に物事を切り開く姿勢を持とうと考えられたり、参考になったりしたので、生き方や考え方を解消していくにはとても役にたつおすすめ本ですよ。
今回は、「【書評】嫌われる勇気:生き方や考え方を根本から変えてくれる名著の要約まとめと感想紹介」と題しまして、「嫌われる勇気」を読んで学んだポイントや変わった点をご紹介していきます。
それではさっそくみていきましょう!
Contents
嫌われる勇気の書評
それではここから、「嫌われる勇気」の書評についてまとめていきます。
一言でいうと、「嫌われる勇気」は、自分自身に起こることは全て自分の責任であるということが学べるおすすめ本です。
ちなみに、生き方や考え方がテーマでおすすめ本をもっと知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
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嫌われる勇気の概要
以下で改めて「嫌われる勇気」の概要についてご紹介してまいります。
書籍名 | 嫌われる勇気 |
---|---|
著者 | 岸見一郎 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2013年12月13日 |
青年と先生の対話形式で進んでいく、哲学的な書籍ですね。
嫌われる勇気の目次を紹介
それでは、「嫌われる勇気」の目次を以下で紹介していきます。
嫌われる勇気:目次
第1夜 トラウマを否定せよ
- 知られざる「第3の巨頭」
- なぜ「人は変われる」なのか
- トラウマは、存在しない
- 人は怒りを捏造する
- 過去に支配されない生き方
- ソクラテスとアドラー
- あなたは「このまま」でいいのか
- あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの
- 人は常に「変わらない」という決心をしている
- あなたの人生は「いま、ここ」で決まる
第2夜 すべての悩みは対人関係
- なぜ自分のことが嫌いなのか
- すべての悩みは「対人関係の悩み」である
- 劣等感は、主観的な思い込み
- 言い訳としての劣等コンプレックス
- 自慢する人は、劣等感を感じている
- 人生は他者との競争ではない
- 「お前の顔を気にしているのはお前だけ」
- 権力争いから復讐へ
- 非を認めることは「負け」じゃない
- 直面する「人生のタスク」をどう乗り越えるか
- 赤い糸と頑強な鎖
- 「人生の噓」から目を逸らすな
- 所有の心理学から使用の心理学へ
第3夜 他者の課題を切り捨てる
- 承認欲求を否定する
- 「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
- 「課題の分離」とはなにか
- 他者の課題を切り捨てよ
- 対人関係の悩みを一気に解消する方法
- 「ゴルディオスの結び目」を断て
- 承認欲求は不自由を強いる
- ほんとうの自由とはなにか
- 対人関係のカードは、「わたし」が握っている
第4夜 世界の中心はどこにあるか
- 個人心理学と全体論
- 対人関係のゴールは「共同体感覚」
- なぜ「わたし」にしか関心がないのか
- あなたは世界の中心ではない
- より大きな共同体の声を聴け
ページ数だと、およそ300ページありますよ。
嫌われる勇気の要約
「嫌われる勇気」を要約すると、以下です。
「嫌われる勇気」の要約ポイント
- 青年と先生の出会いから始まり、青年は先生の考え方に対して、全て否定的であった。なぜなら、青年が生きてきた人生は先生の考え方とは真逆の人生だったから。
- それが先生の考え方を人間の心理の本質を理解していくことで、青年は「全ての出来事は自分の責任だったのか」ということに気づいていく
- 先生の教えるアドラー心理学は、「他責」から「自責」へとマインドシフトする教えが盛り込まれている
これは、「生き方の考え方」の根本的な悩みの解消につながる、参考になるおすすめ本ですよ。
嫌われる勇気から得られる3つの学びポイント
ここからは、「嫌われる勇気」から得られる3つの学びポイントをご紹介します。
3つの学びポイントは以下ですね。
「嫌われる勇気」から得られる3つの学びのポイント
- 他責に陥っていないか、深く自分を観察する
- 全ての出来事は自分の責任で起こっている
- 自分の感情や思考をコントロールする生き方
以下で1つずつ解説していきます。
嫌われる勇気の学びポイント①:他責に陥っていないか、深く自分を観察する
1つ目は「他責に陥っていないか、深く自分を観察する」です。
なぜなら、ぼくらはついつい、人のせいにしてしまいがちだからですね。
例えば、親が悪いとか、上司が悪いとか、運が悪いとか。
なので、周りの人は変えられないですし、原因は自分にあるので、自分を変えるしかないってことが大切。
そのためにも、自分自身をまずは冷静に観察してみることが大切かもしれませんね。
(ぼくは、日記を書くようになりました。)
嫌われる勇気の学びポイント②:全ての出来事は自分の責任で起こっている
2つ目は「全ての出来事は自分の責任で起こっている」です。
なぜなら、上記にも記載しましたが、行動を起こすのは自分です。それを決めているのも自分だからですね。
例えば、「こうなってしまった(結果)は、自分の行動(原因)が招いたから」ですよね。
なので、全ての出来事は、自分の意思を通じて起こっていると捉えることにしました。
嫌われる勇気の学びポイント③:自分の感情や思考をコントロールする生き方
3つ目は「自分の感情や思考をコントロールする生き方」です。
なぜなら、突発的な思考で行動をするよりは、しっかり冷静に思考や感情をコントロールして、適切な行動を起こすことが、より良くなる可能性が高まるからですね。
例えば、例えば、欲しいものにすぐに飛びついてお金を失うよりも、一次的にしっかり考え、貯蓄し、その後もっと大きな利益を生む財産に投資した方が良かったりするような感じです。
なので、思慮深く、冷静に思考をコントロールするってとても大切な生き方だと学びましたね。
嫌われる勇気で変わったポイント
最後に、「嫌われる勇気」で変わったポイントをご紹介しておきます。
変わったポイントを先に書くと、以下ですね。
「嫌われる勇気」で変わったポイント
- 今日1日を精一杯、明日以降のために行動を積み重ねること
こちらについて解説していきます。
以前のぼくはその日暮らしの性格だった
「嫌われる勇気」を読む前までのぼくは、その日暮らしの性格でした。
ほんと、休日とかは自堕落な生活でもあったので、昔はちょっと悩んでましたね。
「嫌われる勇気」を読んで未来志向に変わった
そんなぼくが、「嫌われる勇気」を読んで未来志向に変わりましたね。
例えば、ブログなどもすぐには成果は出なくても、3ヶ月後や半年後には大きな成果になって帰ってきます。
こういった思考を持つことで、中長期的な視点で今を生きることに注力できるようになりました。
まさか自分がこんなことをちゃんと理解できる人間になるとも思いませんでしたが、「嫌われる勇気」を読んで、一歩一歩行動を積み重ねたからこそ、気づけたんでしょうね
今後は、自分でビジネスを起こしていく時にもこの考え方は活用できるので、ぼく自身の生き方の土台にしていきたいと思っています。
嫌われる勇気の書評のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでのポイントをまとめてご紹介しておきます。
「嫌われる勇気」の書評・要約まとめ
- 青年と先生の出会いから始まり、青年は先生の考え方に対して、全て否定的であった。なぜなら、青年が生きてきた人生は先生の考え方とは真逆の人生だったから。
- それが先生の考え方を人間の心理の本質を理解していくことで、青年は「全ての出来事は自分の責任だったのか」ということに気づいていく
- 先生の教えるアドラー心理学は、「他責」から「自責」へとマインドシフトする教えが盛り込まれている
「嫌われる勇気」を読んだ学びや気づき、感想
- 他責に陥っていないか、深く自分を観察する
- 全ての出来事は自分の責任で起こっている
- 自分の感情や思考をコントロールする生き方
- 今日1日を精一杯、明日以降のために行動を積み重ねること
今回は、「【書評】嫌われる勇気:生き方や考え方を根本から変えてくれる名著の要約まとめと感想紹介」と題してご紹介してまいりました。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。
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