営業について悩んだりすることって、多くの人があると思います。
ぼく自身も、新規ビジネスで顧客を開拓しないといけない時にけっこう悩んでいましたね。
「営業の鬼100則」を読んでみたときには、営業や人間の本質を考えられたり、参考になったりしたので、顧客を開拓する営業への悩み解消していくにはとても役にたつおすすめ本ですよ。
今回は、「【書評・要約】営業の鬼100則:営業に役立つおすすめ本の3つの学びと変化:パラドックスを理解しよう」と題しまして、「営業の鬼100則」を読んで学んだポイントや変わった点をご紹介していきます。
それではさっそくみていきましょう!
Contents
営業の鬼100則の書評
それではここから、「営業の鬼100則」の書評についてまとめていきます。
一言でいうと、「営業の鬼100則」は、パラドックスを理解するのにおすすめ本です。
ちなみに、営業的なテーマでおすすめ本をもっと知りたい人は、以下の記事もおすすめです。
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営業の鬼100則の概要
以下で改めて「営業の鬼100則」の概要についてご紹介してまいります。
書籍名 | 営業の鬼100則 |
---|---|
著者 | 早川勝 |
出版社 | 明日香出版社 |
発売日 | 2018.9.10 |
営業って、色んなパラドックスを目の当たりにすることになりますが、それらが見事に言語化されていて、非常に勉強になった本でした。
営業の鬼100則の目次を紹介
それでは、「営業の鬼100則」の目次を以下で紹介していきます。
営業の鬼100則:目次
まえがき
【第1章 Skills〜鬼技術〜】
01 断れば断るほど売れる まずこちらから「断れ」
02 「売り方」を売れ
03 すべてのセールスプロセスで「クロージング」せよ
04 「紹介連鎖」があふれて止まらなくなる大義を伝えよ
05 「重い要求」からどーんと突きつけろ
06 「紹介入手7ステップ」を踏み 人の輪を広げろ
07 アポ取りトークは「バラード」を歌うように悠々と話せ
08 アポイントを取りたいなら「目的を2つ」提示せよ
09 自分の「勝手な都合」でアポの日時を決めろ
10 会えるまで「二重拘束」を繰り返せ
11 反論は「余裕綽々な笑顔」で受け入れろ
12 「ちょうどよかった」ですべての拒絶を処理せよ
13 インパクトのある「自己開示」で道を開け
14 褒めて褒めて「不安・不満」を引き出せ
15 理想と現実の「ギャップ」を生み出せ
16 ペラペラしゃべらずに「インタビュー」で自尊心をくすぐれ
17 答えに困ったら「宿題」を預かって帰れ
18 締めくくりには次回の「予告編」を入れろ
19 「家族データ」をとことんリサーチせよ
20 「解決への使者」として商品を提案せよ
21 プレゼンは「グレイテスト・ショーマン」になれ
22 敢えて自虐的に「デメリット」を強調せよ
23 「買わないわけがない」を信じて 背中を押せ
24 「クライマックス」には静かに幽体離脱せよ
25 契約後2週間以内に「レビュー」を実行せよ
【第2章 Actions〜鬼戦術〜】
26 すべての人を理念で「洗脳」せよ
27 ビジョンをキャッチフレーズに掲げ「口ぐせ」にしろ
28 売るその前に「自分自身」を完全に説得しておけ
29 商品を売るな「人生」を売れ
30 「担当者の付加価値」をオプションにして売り込め
31 SNSを合言葉に 見込み「回転率」を上げろ
32 「失敗リスト」をつくり半年ごとに訪問せよ
33 期待を上回る「マメ男(女)」になれ
34 積極的に甘えて「もたれ合い」の関係をつくれ
35 「空気」を読むな
36 バカ丁寧すぎる「敬語」を使うな
37 「ええかっこしい」はやめて弱点をさらけ出せ
38 わがままに「あと一歩の踏み込み」を意識しろ
39 「売ってあげる」でいい 卑屈になってペコペコ媚びるな
40 「売れている営業マン」を演じきれ
41 できないことはキッパリ「できない」と言え
42 お客さまに好かれるまで「好き」になれ
43 ときには数字から離れて「ありがとうの声」を集めろ
44 お客さまを先に「勝たせろ」
45 二つ先のセールスプロセスを「想像」しろ
46 「感動劇場」の幕を上げろ
47 お客さまの「ご近所さん」に販路を広げろ
48 正々堂々と「サボれ」
49 「テキトーな計画」でいい とにかく走り出せ
50 「エンタメ」を演出するお笑い営業を極めろ
【第3章 Habits〜鬼習慣〜】
51 素直に真似る「模倣犯」になれ
52 トークスクリプトは「鬼コピー」せよ
53 再生工場の「映像」をスマホで撮影せよ
54 アグレッシブに「駆け上がる」習性を身につけろ
55 人恋しい孤独な場所で「一人戦略会議」を開け
56 万策尽きて躓(つまず)いたら「パワースポット」で充電せよ
57 ときには営業を止め「映画館」で愛を学べ
58 鏡に向かって「コミュファメーション」せよ
59 眠る前に「瞑想」して 明日も生まれ変われ
60 「早起き体質」へ自己変革し 主体的に稼げ
61 意味のない「二次会」に流されるな
62 「アルコール」に頼った営業から足を洗え
63 ターゲットを追い続け「心の免疫力」を鍛え上げろ
64 「理想のダイエット」は宿命だと心得よ
65 マイホームの「トイレ」を営業ルームに改造せよ
66 コンプレックスを「矯正」して 痛みを希望に変えろ
67 指先を美しく「深爪」に切っておけ
68 「臭い」営業マンであることを自覚せよ
69 営業カバンは「汚い床」に置くな
70 10年後の自分へ「仕送り」を欠かすな
71 ご縁が実るまで「未来の種」を撒き続けろ
72 スケジュール帳の隅々まで「真っ黒」に埋め尽くせ
73 「社内営業」にも尽力せよ
74 家族へ「愚痴」を漏らすな
75 過去を振り返らず未来を憂うな 「今」を生きろ
【第4章 Spirits〜鬼魂〜】
76 四六時中「そのこと」で頭の中をいっぱいにしておけ
77 ギラギラした「欲望」と正直に向き合え
78 「あきらめのシナリオ」を破り捨てろ
79 結果を求める「勇気」を持って 白黒をつけろ
80 風を読む営業ゲームを「平常心」で操れ
81 安定と執着を捨て「美学」を追い求めろ
82 不退転の決意を固め「背水の陣」を敷け
83 「今立っている場所」を深く掘り続けろ
84 「慰め合う仲間」とは金輪際 縁を切れ
85 「頑張ります」をデッド・ワードにせよ
86 「ニセポジティブ思考」から脱却せよ
87 忘れた頃にやってくる「楽観」を思え
88 しっぺ返しがやってくる前の「傲慢さ」を知れ
89 愚かな相手を裁かず「棚に上げた自分」を重ね合わせろ
90 「ご機嫌」をコントロールせよ
91 「泣き言」を封印し 自分の足で歩け
92 地獄の「被害者病棟」を抜け出せ
93 ただの傍観者でなく ただ一人の「当事者」になれ
94 理想と向き合い 率先して「責任者」に立候補せよ
95 「親孝行」を極め 営業スピリッツを磨き上げろ
96 「エキサイティング」な自分になる仕掛けをつくれ
97 「アナザー」を追い払い 直観で決断しろ
98 最高のスキル「インティグリティ」を磨け
99 「遺書」を書いて最期の営業に臨め
100 人生という営業ドラマの「主人公」を演じろ
あとがき
ページ数だと、およそ232ページありますよ。
営業の鬼100則の要約
「営業の鬼100則」を要約すると、以下です。
「営業の鬼100則」の要約ポイント
- 断れば断るほど売れる
- 売るその前に「自分自身」を 完全に説得しておけ
- ニセポジティブ思考からの脱却
営業の悩みの解消につながる、参考になるおすすめ本ですよ。
営業の鬼100則から得られる3つの学びポイント
ここからは、「営業の鬼100則」から得られる3つの学びポイントをご紹介します。
3つの学びポイントは以下ですね。
「営業の鬼100則」から得られる3つの学びのポイント
- まずは自分と自分たちの商品を自分たちで否定してみる
- 営業はパラドックス
- スケジュール帳を真っ黒にする
以下で1つずつ解説していきます。
営業の鬼100則の学びポイント①:まずは自分と自分たちの商品を自分たちで否定してみる
1つ目は「まずは自分と自分たちの商品を自分たちで否定してみる」です。
なぜなら、そこから顧客と本当に向き合うしかないという結論に至るからですね。
例えば、こんなの買う理由なんてない、っていう発想に立ってみて、それでも買う価値って何かな?と考えてみることで、顧客側の目線になるからですね。
なので、まずは自分と自分の商品を否定してみましょう。
営業の鬼100則の学びポイント②:営業はパラドックス
2つ目は「営業はパラドックス」です。
なぜなら、頭では理解できないパラドックスをたくさん経験することになる
例えば、急がば回れ、とか、引けば追われる、とか。
なので、本質はこういったパラドックスの中に隠れているんだなってことが身に染みて理解できます。
営業の鬼100則の学びポイント③:スケジュール帳を真っ黒にする
3つ目は「スケジュール帳を真っ黒にする」です。
なぜなら、予定とメモにより現実と思考がスケジュール帳に反映されるからですね。
例えば、予定と行動プランと顧客のメモと気づきと感想と日記などなど、僕はスケジュール帳に全部書き込んだりしていました。
書くと、けっこう楽しくなってくるんですよね。
なので、スケジュール帳を真っ黒にすることから始めてみても良いかもしれませんね。
営業の鬼100則で変わったポイント
最後に、「営業の鬼100則」で変わったポイントをご紹介しておきます。
変わったポイントを先に書くと、以下ですね。
「営業の鬼100則」で変わったポイント
- パラドックスの言語化と理解が楽しくなった
こちらについて解説していきます。
以前のぼくはなんとなく営業を実践していた
「営業の鬼100則」を読む前までのぼくは、なんとなく営業を実践していただけでした。
ほんと、発想が転換されていなかったので、売れませんでしたね。
「営業の鬼100則」を読んでパラドックスの言語化と理解ができて楽しくなった
そんなぼくが、「営業の鬼100則」を読んでパラドックスの言語化と理解が楽しくなりましたね。
そういうことだったのか〜という気づきがめちゃくちゃありました。
今後は、ビジネスの運営においても活用していきたいですね。
あとは、営業を育てる上でも活用していきたいと思います。
営業の鬼100則の書評のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでのポイントをまとめてご紹介しておきます。
「営業の鬼100則」の書評まとめ
- 断れば断るほど売れる
- 売るその前に「自分自身」を 完全に説得しておけ
- ニセポジティブ思考からの脱却
「営業の鬼100則」を読んだ学びや気づき、感想
- まずは自分と自分たちの商品を自分たちで否定してみる
- 営業はパラドックス
- スケジュール帳を真っ黒にする
- パラドックスの言語化と理解が楽しくなった
今回は、「【書評・要約】営業の鬼100則:営業に役立つおすすめ本の3つの学びと変化:パラドックスを理解しよう」と題してご紹介してまいりました。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
それでは、今回はこの辺で。
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